2月3日【節分祭】
読んで字の如く、節分とは、各季節の始まりの日の前日のことです。
特に、新しい年が春(立春)から始まるとされていた旧暦では、大晦日にあたる節分の日を特に大切な日としており、江戸時代には「節分」といえば春の節分を指すということが一般的になったようです。
新しい年への準備として、悪い邪気を払い、新年の神様(年神様)を迎えるために、節分祭を行います。
厄年にあたる方は、節分の日、あるいはその前後のご都合の良い日で、できるだけ早い時期に厄祓いを行います。
ご本人はもちろん、ご家族揃って厄除けをしておくことをお勧めいたします。
また、従業員の方の厄除け節分祭の御祈祷をされる事業所もあります。くわしいことは気軽にお問合わせください。
ちなみに、節分の日は六輝(大安や仏滅などの吉凶日をみる暦)では、どのような日になっても吉日であると言われています。
ご都合により直接お越し頂いての祈祷が難しい方々の厄除・星除・年災除祈願も午後8時より斎行される 【 節分祭 】 にて執り行われます。
ご祈願致しました神札・御守りは、翌日2月4日の立春大吉の日よりお渡しできますので、ご都合の良い日にお越しください。
厄年一覧
男子 本厄 | 25歳・42歳・61歳 |
女子 本厄 | 19歳・33歳・61歳 |
男女それぞれの厄年は右の通りです。
厄年の前年が「前厄」、後の年が「後厄」と言われており、その年も本厄の年同様、災いや病に注意しておくと良いとされています。
旧暦とは
現在、日本で使われている暦は、グレゴリオ歴という歴法です。グレゴリオ暦は、ローマ教皇グレゴリウス13世の命で、それまでヨーロッパで広く使われていたユリウス暦を改良したものです。
細かい法則がありますが、グレゴリオ暦は、太陽の動きに基づいています。
日本ではそれまで、月の満ち欠けに基づいた暦「天保暦」を標準としていましたが明治5年に「太政官布告第337号、改暦ノ布告」が出され、グレゴリオ暦が採用されました。
以降、日本の日常の暦はグレゴリオ暦となり、「天保暦」を「旧暦」と呼ぶようになりました。
神事では旧暦に準じて執り行うものと、お正月のようにグレゴリオ暦に合わせるものそれぞれがございます。