来る【夏越祭】に向けて、茅の輪にする茅を刈りに行く前に道具のお手入れでございます。
茅は毎年、神職数名と地元の有志のお手伝いさんとで某所に刈り取りに行っています。
朝早くから、凡そ半日を要する大変な作業でございまして、使う道具の状態、特に鎌の切れ味の良し悪しは作業スピードにかなり影響してきます。
今は何でも便利な世の中で、インターネットの検索エンジンに「鎌」「砥ぎ方」と入力すれば、いくらでも解説付きの動画が見れます。
慣れない砥石での刃砥ぎ作業も1挺、2挺と砥いで行くうちにコツをつかむと、没頭してしまいます。
どうもこの様な何かを磨いて行くとか、砥いで行くとかいった、精練的な作業が性に合っているようです。