世界中で猛威を振るい、我が国でも甚大な被害をもたらしている、まさに国難とも言うべき新型コロナウィルス感染症の早期終息を願って、『感染症流行沈静祈願祭』を斎行致しました。
これは“人類対ウィルスとの戦い”と言っても過言ではなく、実際に世界の死者は29万人を超え、私たちの常識は打ち砕かれ、様々な日常の場面では意識の変革や様式の変容を否が応でも迫られています。しかもいずれ、この感染症を克服できたとしても、爪痕はしばらくは消えないことでしょう。
しかし、こと我が国、日本に於いては、皇紀2680年の長い歴史の中で、幾度となくこの様な未曾有の事態を乗り越えてきた過去が在ります。そしてその歴史は、我々日本人が如何に“環境の変化に対して柔軟に順応して行く術”に優れているかを示しています。
私たちはいつも、苦しく大変な状況の時は、民族としての一番大切なものを守るために、時には周囲の環境を一変させてまで新しいものを生み出しては成長してきました。
新型コロナウィルスの影響により、変革と変容を強要されている現状もきっと、スクラップandビルドで柔軟に軽やかに乗り越えて行けると信じて、今出来る事を精一杯頑張って行きましょう!