今回は少し、兼務社の【掛川神社】に関する事をご紹介いたします。高知城鬼門の護りとして、遠州掛川からご勧請されたお宮で藩の崇敬篤く、参勤交代の折にはお勤めの無事をお殿様が祈願されるため、宮司が祈祷する幣殿よりも拝殿の方が一段高くなっているという珍しい社殿の造りになっている高知市薊野ご鎮座の掛川神社には、2振りの太刀(重要文化財指定。延寿国時、康光 ※管理は高知城歴史博物館委託)が御神宝として祀られております。そして、その一振り『康光』がこの度、某週刊誌に掲載されました。太刀にまつわる歴史的背景や刀身の特徴などマニア向けに詳しく紹介されておりますので、刀剣にご興味のある方は書店にてお求めください。