3/16【箸供養祭】斎行

『生きるとは、“命をいただく”という事。命を運び、繋げるお箸に感謝。』祈年祭の翌日、3/16に第37回目となる【高知八幡宮 箸供養祭】を執り行いました。社殿にて関係者を招いての神事の後、境内の【箸塚】の前に組んだ祭壇と炉に集められた、約1,000膳のお箸がお炊き上げによって供養されました。今年は新型コロナの影響で、3月初旬の土日に行われていた「皿鉢祭り(さわちまつり)」などのイベントが中止となった為、集まったお箸は例年の三分の一程度と少なめでしたが、ご参加頂いた「丑之助学園」の園児さん達が持ち寄ったお箸を「おはしさん、ありがとう!」の掛け声とともに元気よく火へと投げ入れて下さいました。夕方のニュースで放送されるのが毎回このシーンなので、イメージとして定着している方も多いかもしれません。以前は、と言うか「高知市観光協会」さんが主催して頂いていた頃には、この後に「マグロの解体」が行われていたのですが、訳あって現在は「カツオの藁焼き」を神賑行事として行っております。(ちなみに、藁焼きのシーンは高知では珍しく無いからなのかカットされておりました。鮪の解体の時は放送されていたのに…。)しかも、最初の神事開始が10分ほど遅れてしまったため、園児さん達も藁焼きが始まる頃には「お昼ご飯の時間が決まってますので〜。」と帰ってしまい、結局残ったのは数名の参列者さんと取材に来て頂いたカメラマンと報道記者の方、そして神社職員のみという少し寂しい感じになってしまいました。(そりゃ放送されないわなー)目の前で豪快に藁で焼く様子や、藁焼きの香りといったものも、園児さん達には体験してほしかったのですが、少し残念でございました。次はもう少し時間設定を調整しますね。それはともかく、焼きたての鰹の旨さと来たら…もう格別でしたよね。ここだけの話、宮司さんなんて3回もおかわりしてましたしね。聞く所、鰹自体も今年は当たり年だそうですよ!初鰹にしては良質の脂が綺麗に入っていて、例年になく珍しいとの事です。初物のしかも、当りを頂けたのはラッキ〜♪いや、ほんと、うまかった。

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